実家整理 「古いお札」の処分の仕方
実家が空き家になりました。両親がそろって入院、施設くらしとなったからです。
そのため、実家を片付けています。
そこで処分に困るのがお札、御守り、お神札など。
実家には40年分のお札類が大量に眠っていました。
その正しい片づけ方を調べたので、皆さんにもご紹介します。
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古いお札の処分法
神仏に関わるものは、ゴミとして捨てるのには抵抗があります。
その処分法は種類によってやり方が異なります。では、1つずつご説明していきます。
お札の種類の見分け方
処分の仕方は大きく分けると「お寺系」か「神社系」で分けられます。
その見分け方ですが、お札の語尾に書かれている文字で判断することができます。
「〇〇寺」「〇〇護摩〇〇」「〇〇寺」「〇〇山」と書かれているものはお寺系です。
「〇〇神社」「〇〇宮」「〇〇天神」と書かれているものは神社系です。
ちなみに「神社系のお札」をお寺に持って行っても引き取ってはもらえません。お金を払ってもできません。
お寺系
主に「お札」「お守り」が中心になると思います。
購入先であれば、無料で返納を受けつけてもらえることが多いです。
違うお寺のものだと「焚き上げ料」としてお金を納めることが多いです。旅先などで購入した「遠方お寺のもの」は、ご近所のお寺に相談してみましょう。
神社系
神社系だと「お神札」「絵馬」「お守り」「御朱印」が中心になると思います。
返納の仕方はお寺と同じです。
購入先では無料で返納できることが多く、他の場所のものはお金を払って引き取ってもらいます。
金額は「お気持ちで」と言われることが多いです。しかし、それがまた難しい。
目安としては1つ300円程度。大量にある場合は2000〜3000円のようです。
そのほかの処分法
1月15日に行われる「どんど焼き」です。
お正月飾りや、古いお札などを焚き上げる行事です。
こちらでお見送りしても良いと思います。
自分で処分する
可燃物として片づけることもできます。
その際は塩でお清めして処分しましょう。
まとめ
お札などは、適当に処分すると不安に思うこともあると思います。
変に処分してしまうと、その後に起きた事故などの厄災と結びつけてしまうかもしれません。「あのときキチンと処分しておくべきだった」とモヤモヤするのも考えものです。
自身が安心する形で処分することをオススメします。
わたしはお札の片付けをしながら、いろんな思い出も整理することができました。
そして、感謝の気持ちを忘れず行うことが大切に思えます。