追加版 秋、冬のオススメ映画
映画館に行くと、予告を観て鑑賞スケジュールを変えてしまうことがあります。「他のはアマプラで我慢してでも今観たい!」という出会いがあります。
今日ご紹介する映画は、「今年の冬観たい映画ベスト3」に急遽ランクインしました。
予告動画を是非ご覧ください。
Contents
劇場予告で観たくなった映画
シスター 夏のわかれ道
「シスター 夏のわかれ道」公式ホームページ
https://movies.shochiku.co.jp/sister/
上映劇場一覧
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=NWOCiQZL
ある日、あなたに「会った事もない弟」が突然現れたら?
そして、そんな弟の面倒を周囲が押しつけてきたら?
わたしにとっては設定がホラーです。
主人公は医者を目指す看護師。両親が突然事故死し、見知らぬ弟を押しつけられてしまいます。
「自分の人生か?」それとも「弟の人生か?」
多くのハリウッド映画を抑え、中国では多くの反響を呼んでいる映画です。
監督は30代の新鋭女性監督「イン・ルオシン」
中国映画というところも惹かれます。中国映画は子供の頃に観た「霊幻道士」以来。(キョンシーです)
そこから30年以上経ち、中国の状況も大きく変わりました。中国を知るという観点でも非常に楽しみな映画です。
桜色の風が咲く
「桜色の風が咲く」公式ホームページ
https://gaga.ne.jp/sakurairo/
上映劇場一覧
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=sakurairo
実話に基づく映画です。
主人公は子供の頃に両目を失明します。そして、盲学校時代に耳まで聞こえなくなります。
音も光もない世界に放り込まれてしまいますが、人生を決して諦めません。
大学へ進学し、その後世界で初めて盲ろう者(目と耳に重度障害がある人)の大学教授となります。
障害者を支える家族の心理や、実際のサポートも勉強になる気がしています。
「相模原障害者施設殺傷事件を考える」NHKの特集
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/344/
主人公のお母様が書かれた本です
ご本人の書籍です
番外編 ※ホラーなので閲覧注意!
ハロウィンの季節がやってきました。
ハロウィンといえばコレ!映画「ハロウィン」です。
お断りしておくと、今年10月に全米公開が決定していますが、日本の公開日時は決まっていません。しかし、流れからして今年の冬以降に上映されるのではないかと睨んでいます。
2018年に誕生した新生「ハロウィン」。その三部作の最終話です。
最初にハロウィンが公開されたのは1979年。簡単にストーリーを説明すると、とあるアメリカの一家の出来事。精神異常のある子供が、自分の家族を次々と殺害していくというお話です。
そしてマイケルは、その目的のためなら近くに居合わせた人すら、なんの躊躇いもなく殺してしまいます。良心といった概念を持ち合わせていないいのです。
その子供の名は「マイケル・マイヤーズ」。映画好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。殺害動機など一切なく、ただ血縁者を殺さずにはいられないというサガを持った子供です。
そしてその妹「ローリー・ストロード」。この2人の対決を中心に描かれています。このローリーは、今作では孫もいるおばあちゃん。それでも宿敵マイケルと戦います。
ローリー役「ジェイミー・リー・カーティス(63)」も年齢的なことを考えると、過激なアクションを演じられるのは最後になるかと。
つまり、オリジナルキャストの「ハロウィン」は今作が最後になると予想しています。
この映画「ハロウィン」は様々なシリーズが作られています。それにより、アナザーストーリーと呼べるような複数の世界観が乱立してしまっています。
個人的に最も気に入っているシリーズは、
「初代ハロウィン(1979)」→「新生ハロウィン(2018)」→「ハロウィン キルズ(2021)」→「ハロウィン エンズ(2022)」
理由としては殺人鬼「マイケル・マイヤーズ」の描き方です。
もはやダークヒーローとなってしまったマイケルの魅力。それは、
動機不明
感情不明
そんな不死身のマイケルが無言で迫ってくるところに、この映画の魅力があると思っています。
それだけにマイケルの幼少期や、感情描写はどうしても蛇足に感じてしまうのです。
マイケルお兄ちゃん(実は主人公ローリーの兄)の最後の勇姿?が心待ちです。