夏バテに効く疲労回復「レモンチキンカレー」
最近『薬膳』というものに凝っています。
家族が薬膳に興味がある影響もあって、なんとなく体に良さそうな薬膳メニューを作っています。凝ると言っても本格的にやるのではなく、「スパイスは漢方みたいなもんでしょ」「旬の野菜は体に良いに決まっている」といった勝手な思い込みで楽しみながら作っています。
本格的な薬膳レシピというより「薬膳ごっこ」ということをご了承の上、ご覧ください。
とは言うものの「気分で食べる」って大事ですね。非常に効いてる気がします。今回のカレーは疲労回復に効く「レモン」と、消化器系に良い働きをする「カルダモン」を多く使ったスパイスカレーです。
Contents
レシピ
スパイスカレーはとても簡単で、主な工程としては2つです
①カレーペーストを作る
②具材を入れて煮込む
カレーペーストを作ることで、ルーやコンソメを使わずともコクのある美味しいカレーを作ることができます。
【材料】
カレーペースト
□玉ねぎ大1個、カレー粉小さじ1、クミンパウダー小さじ1、コリアンダー小さじ2、塩小さじ1、おろし生姜大さじ1、おろしニンニク大さじ1、トマト大1個、カルダモン2粒
□鶏モモ肉1枚、水100cc、濃縮レモン汁大さじ2
【作り方】
まずカレーペーストを作ります
①オイルにカルダモンを入れフツフツとしてくるまで炒める
②玉ねぎをみじん切りにし、おろし生姜、おろしニンニクと共に強火で10分炒める
③焦茶色になってきたら刻んだトマトを加えて、水分が飛ぶまで炒める
④水分が飛んできたら弱火にし、スパイス類を入れて1分炒める
具材を入れ煮込みます
⑤好きなサイズにカットした鶏肉を入れ2分炒める
⑥水を入れ6分煮込む 仕上げにレモン汁を入れて完成
夏場は残ったカレーが傷みやすいので、大量に作って一晩寝かすというより、1食分の食べきりで作っています。
スパイスカレーの我が師
「印度カリー子」さんの書籍を見てから、我が家のカレーがお店の味に変わりました。
世にさまざまなカレー書籍は出ていますが、印度カリー子さんのレシピの良さを1つ挙げるとすると「作り方のシンプルさ」です。
カレーはお味噌汁のように毎日食べるメニューではありません。そうなるとなかなか使わないスパイスは使われないままキッチンに眠ってしまいがちです。年末の大掃除に調味棚の奥から「ご無沙汰しております」と語りかけてくるスパイス類。この本で紹介されているレシピは、少ない数のスパイスで構成されているため、そういった無駄な調味料のストックを防ぐことができます。
使うスパイスは「ターメリック」「クミン」「コリアンダー」の三種。それだけでかなり美味しいスパイスカレーが作れるのです。「少ないスパイスだから味も淡白」とは感じさせない筆者の技があります。
カレーはどうしても足し算の料理になりがちです。やれハチミツを入れたら。やれコーヒーを入れたら。隠し味をどんどん足しがちです。もちろんそれはそれで、作る楽しさや奥行きのある美味しさが楽しめます。しかしこの本は徹底した引き算。具材も多くて2種程度のレシピで、残り物でさっと作れる家計にも家事にも優しいカレーなのです。
印度カリー子さん公式HP
https://indocurryko.net/