介護が始まったら、まずやる事

介護には様々なかたちがあります。

自分が直接介護する、配偶者が介護する(老老介護)、介護サービスの利用、在宅介護などなど。

介護未経験だと、何から手をつければよいか分からなくなってしまうと思います。

今回は、わたしの経験から介護発生時にしておくべきと感じたことをお伝えします。

Contents

まずは介護制度を調べる

わたしの介護には3段階ありました。
①母が脳梗塞で倒れ、半身麻痺となる。7年ほど父が自宅で老老介護をする。
②母が自宅で転倒し骨折。自宅生活が困難となる。
③父が認知症で自力生活できなくなる。

①のときは、とにかく無知だったなと思います。「デイケア」「特養」と言った言葉も知りませんでした。病院やソーシャルワーカーには「お任せします」のスタンス。なので、ひたすらに言われるがままに対応していました。そして、不安は日に日に膨らんでいきました。両親に貯金はあるのか?父まで倒れたらどうなってしまうのか?施設にはなかなか入れないと聞くが実際に入れるのか?今思えば、この時期が1番苦しかったと思います。

②、③はほぼ同時に発生しました。今回は誰にも相談出来ません。もう母の介護を父を頼ることはできないので、両親を施設に入れねばなりません。徹底的に介護制度を調べ上げました。両親が入院している時期は、お金はかかりますが手はかかりません。この期間を利用して、時間の許す限り病院の人に聞いたり、市役所に行き調べました。

1冊、本を買うのがオススメ

介護を勉強する。オススメ書籍。介護が始まったらまず調べる。

とは言え、介護制度は広く複雑です。法改正で昔仕入れた情報が変わってることもあります。幸い、今は読みやすい本がたくさん出ていて、手元に1冊置いておくことをオススメします。

わたしが読んでいた介護本
「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798158457

介護制度を理解するには、地域のパンフレットだけでは不十分です。特に「お金」に関するところです。実際に何にいくらかかっていくかは、別途調べる必要があります。

介護は受け身でいて、良いことはあまりありません。自分で調べて「この制度を利用したいのですが」と相談しに行くくらいで丁度良いと思います。

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