認知症の親が、他人を怪我させてしまう?

シニア傷害保険、認知症の親が他人を怪我させてしまうリスク

認知症の症状は人によって様々ですが、私の父は『非常に怒りっぽく』なりました。それに伴い「他人を怪我させてしうのでは?」という不安が常につきまとっていました。

高齢者は、思いがけない事故で個人が損害賠償責任を負うケースがあるそうです。
□自転車走行中、歩行者にぶつかり怪我をさせる
□飼い犬の散歩中に、飼い犬が他人を噛みつき怪我をさせてしまう
□お店の商品を誤って壊してしまう

これらのニーズに対応した『シニア傷害保険』というものが増えてきています。

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実際に父が起こした傷害事故

父が精神病院に入院した直後でした。誤って父の部屋に入室してきた患者さんを、それに怒った攻撃し怪我をさせてしまいました。幸いお相手の方は大怪我にはならず、病院内の治療で済みました。病院内のトラブルであったことから、損害賠償には発展しませんでしたが、自宅で同様のことが起きていたら損害賠償に発展した可能性もあります。

もともと、自宅へ集金に来る業者さんや、買い物先の店員さんと口論の絶えなかった父。酒を飲みながらフラフラと自転車で出かけてもいました。また、父の一人暮らし後半は『物とられ妄想』がひどくなり、他人の家に押しかけることもありました。

本人に悪気はないかもしれませんが、とにかく「短気」になり「攻撃的」になってしまったのです。

地元の銀行がこんなサービスを

地元の「福岡銀行」のサービスで、『4年間、掛金は無料で傷害保険に入れる』というものです。

病気による死亡や入院は補償外ですが、「自身の怪我」や「他人への傷害」に対応した保険となっています。他人に怪我をさせてしまう恐れのある父はもちろんのこと、転倒リスクの高い、半身に障害を持つ母も加入させました。

銀行の商品でなくても、保険会社が似たような商品を出しています。「自転車保険」でも「物を壊したときの補償」が入っているものもあります。

この保険は、たまたま銀行から送られてきた書類を見て発見しました。ご両親が自身で郵便物の管理が出来なくなってる方もいると思います。そんなときは「郵便物の転送手続きを」行い、自分のところへ郵便物が来るようにしておくと、重要な書類の見落としがなくなります。

「シニア傷害保険」チューリッヒ公式HP
https://www.zurich.co.jp/pa/senior/

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