人生お金が全てではありませんが、お金で大きなトラブルに発展するケースはよくあります。

「お金を巡り兄弟間、親子間、親戚間がこじれてしまう」こういった話はよく聞くのではないのでしょうか?

また、介護においてお金の管理は非常に重要です。家族の負担を適切に軽減できる介護サービスを受けるためにも、お金はどうしても必要になってきます。

不謹慎は話ではありますが、介護の先には葬儀・相続が待っており、これもお金とは切っても切れない話になってきます。

いざ、そうなったときは知識を蓄えたり調べる余裕はありません。不謹慎な気はしますが、平常時にこそ相続やお金の事をしっかり準備しておくべきなのです。

わたしの母兄弟は相続に失敗し、総額で2億円近い借金を背負うことになりました。そして壮絶な相続争いに発展しました。本人、家族、その孫に至るまで多くを巻き込み、血みどろの争いを繰り広げたのです。

理由はこのように思っています。

「十分な知識と準備が不足して対応が遅れた」

一言で言えば相続放棄すれば済む話でした。それを誰かがやってくれる。長男がすべき。わたしはよく分からない。そんな理由から2億円もの借金を相続したのです。そして親戚関係は崩れ去りました。もうお盆やお正月に集まって会うこともありません。従兄弟同士も会えない関係です。

ここではお金に関する実体験を共有しています。

現在進行中の話が多く、わたし自身もこれが正解かわかっていない所も多々あります。しかし、お金や相続に関する知識を日々アップデートし、母が起こした過ちを繰り返さないようにしようと心に誓っています。

そこで体験を通して学んだことを、成功も失敗も含めてご紹介していきます。